離婚したい人
「親権ってどうなる?」
こんな疑問を解消します。
- 親権とは?
- どんな権利のこと?
- 離婚したら父と母どちらがもつ?
- 何歳まで親権の効力がある?
30秒でわかる!最新版「親権とは?」
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親権とは?
親権ってよく聞くけど…
結局なに?
親権(しんけん)という言葉はよく使われますが、
本来の意味を知っている人は案外少ないです。
今回は「親権」について詳しく最新情報を紹介します。
ひとことで言うと…
親権をひとことで言うと…
未成年の子どもの世話をする権利
です。
赤ちゃんから18歳になるまでは、親権を持っている人が子どもを管理できます。
「親権」の権利の内容
親権とは権利のことです。
親権者は子どもに対して2つの権利を行使することができます。
①財産管理権
一つの目の権利は財産管理権です。
- 子どものお金の管理
- 子どもの契約の同意
を親権者は代理人としてすることできます。
本来であれば子どもが権利行使できるものを、親権者ができるようになるので、悪用厳禁です。
②身上監護権
身上監護権とは…
- 子どもを育てる権利
- 子どもの住む場所を決める権利
のことです。
「他人の子供を勝手に育ててはいけない…」というのはこの権利からきています。
離婚したら親権は…
離婚したら、親権はどうなるのでしょうか?
父親?母親?
結論として、
どちらが親権者になっても良いけど、
どちらか一方に決めなければいけない。
親権争いは「母親」の圧勝…
どちらが親権者になるか?はとても大切な決断です。
場合によっては、裁判にまで発展することもあります。
しかし、、、
親権争いが裁判にまでいたると、
ほぼ100%母親が親権者になります。
日本の慣習では「母性優位の原則」という考えがされていて、父親が親権者の判決を得るのはとても難しいです。
父親が親権者になれるときは…?
父親が100%無理というわけではありません。母親が子どもを虐待していた事実などがあれば、父親が親権を勝ち取ることも不可能ではないです。
成年引き下げ←親権が持てる期間も短くなった
2022年の4月に民法の改正があって、
成人の年齢が
20歳→18歳
に変更されました。
ようするに、親が子供に対して親権を行使できる年齢は、子どもが17歳まで。となります。
18歳以上の子どもは親が管理できない
繰り返しますが、
18歳以上の子どもを親が管理することはできません。
親権は子どもの人生を左右する強力な権利です。悪用厳禁。
ちなみに…
母親が親権を持つ確率は
裁判だと約99%
日本には「母性優位の原則」という考え方があります。親権者は母親がふさわしいというものです。ですから、裁判で親権争いをしたとしても高確率で母親が親権をもちます。たとえ、母親の不倫で離婚したとしてもです。
父親が親権者になるケースは3つあり「母親が子ども虐待したりしていた場合」「母親が精神的に不安定な場合」「子どもがどうしても父親と暮らしたい場合」です。それぞれ証拠を集める必要もあるので、実際のところ相当難しいという考え方がされています。
共同親権の導入が進められています。親権争いがなくなって、子どもが自由に両親に会える時代が来るかもしれません。
まとめ-子どもを守る権利
【2022年最新版】親権とは?
✅親権とは?
⇒未成年の子どもの世話をする権利
✅どんなことできるの?
①財産管理権
・子どものお金の管理
・契約の同意
とか
②身上監護権
・子どもを育てる権利
・子どもの住む場所を決める権利
とか
🔹ひとこと🔹
2022年4月~
18歳から成年に
養育費について、
18歳から子どもは成人になるけど、
大学の学費とかは今までどおり支払う契約をする夫婦が多いです。
この辺はまだ裁判の事例が少ないため、ケースバイケースになります。
親権について
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