結婚生活がうまくいかない人
「不倫された。ゆるせない。」
こんな疑問を解消します。
- 有責配偶者ってなに?
- 離婚できる?
- 慰謝料の金額は?
- 慰謝料の請求方法は?
30秒でわかる!有責配偶者とは?
忙しい人はサクッと動画で確認!
有責配偶者ってなに?
ゆうせきはいぐうしゃ?ってなに?
結婚生活には様々なトラブルがあります。
そしてこの時よく耳にする言葉で「有責配偶者」があります。
これっていったいどういうものでしょうか?
離婚原因を作った人のこと
有責配偶者とは、「離婚の原因を作った人」のことです。
- 不倫した人
- DVした人
- たくさん借金した人
こういった人が「有責配偶者」になります。
多いのはDVと不倫の加害者
裁判などで「有責配偶者」として取り扱われることが多いのは、DVと不倫の加害者ですね。
有責配偶者の「離婚したい」
有責配偶者、、、例えば、不倫夫とします。
不倫夫の方からの
ねぇねぇ、
離婚しない?
という主張は認められるのでしょうか?
認められません。
不倫夫からの「離婚したい」の主張は認められません。(裁判の判決だと)
離婚したいから不倫しました。は無意味
「離婚したいから不倫しました」
「離婚したいからDVしました」
という有責配偶者の作戦は無意味です。
もちろん、お互いの同意があれば離婚できますが、裁判になったとしたら、「離婚は認められません」と判決になる可能性が高いです。
日常を取り戻したい。どう対処すればいいの?
有責配偶者は加害者です。
正直なところ、今すぐ離婚して避難すれば、精神的苦痛から避けられるのですが、
他に手段はあるのでしょうか?
慰謝料や治療費の請求
有責配偶者に対して、
精神的苦痛に対する損害賠償である「慰謝料」や「治療費」を請求することができます。
不倫の慰謝料相場は?
ちなみに、最も「有責配偶者」が多い、不倫の場合、慰謝料の金額はどれくらいが目安になるのでしょうか?
法律上、慰謝料の金額にルールはありませんが、
ざっくりとした相場で、
30~300万円程度と言われています。
もちろん、中には数千万円の慰謝料を請求する方もいます。
支払いに応じるか応じないかは、
相手次第もしくは裁判次第です。
ちなみに…
慰謝料の請求は
内容証明を発行しよう
慰謝料の請求は内容証明を使うのが有効です。「言った言わないの水掛け論」を防止できます。ただし、内容証明を使った慰謝料請求はとても強力な手段になるので専門家に任せた方が安心です。不適切な内容だと請求自体が無効になるし、恐喝事件としてあなたが訴えられる可能性もあります。
まとめ-有責配偶者とは?
✅有責配偶者とは?
⇒離婚原因をつくった
配偶者のこと
一般的には
DVと不倫をした人のこと
✅有責配偶者の方からの『離婚したい』は認められる?
⇒認められない
離婚を求めるのは自由だが、
裁判では「離婚を認めない」
ようするに、
『離婚するために不倫する』
ってことは認められてない。
✅有責配偶者に対してできること
⇒慰謝料や治療費の請求
✅慰謝料相場は?
30~300万円
🔹ひとこと🔹
有責配偶者は悪い人
徹底的に詰めるべき
慰謝料は「精神的に苦痛に対する損害賠償」です。傷つけられたらしっかり補償を請求しよう。
有責配偶者について
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